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「天才」と呼ばれる男

2018年11月5日(月)13:00~15:00(受付12:30~)

止まることの知らない業界の風雲児 高木琢也の原点を探る

日時 2018年11月5日(月)
13:00~15:00(受付12:30~)
会場 タカラベルモント株式会社 B1 TBホール
定員 150名(定員になり次第、締め切りとなります。)
受講料 5,000円(税込)
セミナー内容 ・混迷の時代を生き抜くための、絶対的“教訓”とは?
・オープン以来5年を振り返った“新たな”決意とは?
・ヒト、モノ、コトの磨き方とは?
・お客様を惹きつける“チカラ”とは?
・最高の似合わせスタイルのデモンストレーション!
申込方法 ヘアラボ小林担当営業までお申し出ください。
下記お申込書と、会費のご入金を持って正式なお申し込みとなります。

イベントレポート 11月7日更新

東京・表参道で月間売り上げ1200万円を記録し、10代から20代前半の男性から
圧倒的な支持を集める現代のカリスマ、高木琢也さん(オーシャントーキョー代表取締役)。
「美容師の仕事は、ただ髪を切るだけじゃなくて、かっこいい、かわいい、を作っていくこと」と語る。
講演開始1時間以上前から、会場の大阪・心斎橋のタカラベルモントTBホール前には長蛇の列が
でき、その人気ぶりを裏付けた。

冒頭流れたのは、スタイリッシュで闘志みなぎるプロモーションビデオ。
このプロモーションビデオは、ヘアショーのために作り「闘志みたいなものが伝われば」と思い作ったという。

会場全体が戦闘モードに包まれ、静まりかえった会場に現れたのは、炎のように真っ赤に染め上げたヘアに、
スニーカー、はにかんだ笑顔を浮かべた高木さん。親しみ易い“兄貴”の登場に、ふっと会場の緊張が和らいだ。

第1部のテーマは、集客の秘訣と、“天才・高木琢也”の個人史。アシスタント時代から、月間売り上げ10万円から
スタートしたスタイリスト、ディレクターを経て独立までが順に追って、語られた。繰り返して語られたのは、「行動する
こと」だ。「SNSもつべこべ言わずに、とにかくやってみたらいい」、「(雇用先の美容室の)〇〇がいやだと言って辞める
ケースがある。だけど、その人はそのことを改めさせるために、きちんと相手に伝えたのか? 
行動できない人はいらない!」。

アシスタント時代から、先輩美容師の良い面を探した。50万人いる美容師の中から、なぜその人が選ばれたのか?
を知ろうとしたのだ。またディレクターになってからは、売り上げをあげるために、アシスタントを教育。具体的に自らの
「チーム」をどう作るかが語られた。「顧客の心をつかむため」、「リピートされるため」…そのためにはどんな接客技術
が必要なのか、月間売上100万円の壁、200万円の壁、300万円の壁をどうクリアしていくのか? 
具体的な内容に観客が聞き入った。

5分間の休憩を経て、始まった第2部。
デモンストレーションカットのモデルは、オーシャントーキョー原宿店のアシスタント、鈴木雄人さん(24)だ。

「もみあげが立っている、2ブロック入れると顔が大きくみえる」「剃り込みがあるから前髪は厚めに」などと、次々と
雄人の頭髪の難所をあげながら、フロント、バック、サイド別に、長所を生かし短所を克服していくのかを、流れる
ように説明。束感の作り方や小顔見せ、スタイリングのコツなどを約1時間にわたってデモンストレーションした。

仕上げは、ヘアアイロン。外巻きで立体感あるヘアスタイルに変身。
「高木さんにカットしてもらったら、間違いないですから」と満面の笑顔を見せた。まさに魔法!
まもなくスタイリストとしてデビューする雄人の心に、高木さんの気持ちがきっと伝わったに違いない。

デモンストレーション後は、希望者一人ひとりと写真撮影。講演に足を運んでくれた理美容師らにエールを送った。
【会場の声】
〇全国理容競技大会の優勝者、フローリッシュの谷欣文さん(32)
「メディアのイメージとは異なり、非常に地道で繊細な努力をされている。彼の生きざまそのものが魅力。
理容と美容の垣根は徐々に低くなっている。参考になった」

〇奈良県のhilocHAIR’S GALLEY店長、吉川翔太さん(30)
「モチベーションが上がった。自分も数字を上げようと悩んでいたときがある。でも、いかにお客さんに喜んで
いただくか、高木さんは、その原点を思い出させてくれる」
〇同店スタイリストの藤田彬さん(21)
「(アシスタント時代の話は)自分の考えていることを語ってもらったような気がする。またがんばろうと思えた」

楽屋では、早稲田美容学校で高木を教え、今回の講演会の実現にも一役買った名取秀(トリコインダストリーズ)と再会した。
Q どんな生徒でしたか?
名取「一言でいうとやんちゃでしたが、クラスのリーダー的な存在です。成績はいつも上位でした」
Q 成功すると思っていましたか?
名取「ある程度はいくだろうと思っていましたが、正直ここまでとは(笑)」
Q 高木さんの名取先生への印象は?
高木「『怖い』とかはなかったですよ。とってもフランクに接していただいたと思います」
Q 高木さんは、これからの美容業界をどうしたいと考えていますか?
高木「僕自身は、人生を変えられる仕事だと思っています。病院は病気を治すけど、美容院は、自信を持ったり
前向きになったり生き方を変えられる。美容業界には正直それほどこだわりはない、社会とか国とか慣習とか、
そういったところを考えています。日本人の多くの人の頭は黒いけど、区役所などでもいろんな色の髪の人が
楽しそうに働いていたら、すごいと思いませんか?」

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