今こそメンズを本気でカラー
2019年11月11日(月)13:00~15:30
今、さらに注目されているメンズデザイン。そのメンズデザインに絶対的な自信を持つ、あの「ROOTS」代表 加藤孝子が魅せるカット&カラーデザインセミナー。近年再ブームを起こしている「ブリーチテクニック」も交えた明日から使えるテクニック満載です!
日時 | 2019年11月11日(月) 13:00~15:30 |
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会場 | TB-SQUARE 3F フレキシブルルーム |
定員 | 100名(定員になり次第、締め切りとなります。) |
受講料 | 3,000円(税込) |
申込方法 | ヘアラボ小林担当営業までお申し出ください。 下記お申込書と、会費のご入金を持って正式なお申し込みとなります。 |
イベントレポート 11月11日更新
「今こそ本気でメンズをカラー」–。メンズデザインに絶対的な自信を持つ「ROOTS」代表、加藤孝子が魅せるカット&カラー
デザインセミナーが、11月11日、大阪・心斎橋のTB−SQUAREで開催された。
ヘアラボ小林で開催する2回目のセミナー。近年再ブームを起こしている「ブリーチテクニック」も交え、カット技術の紹介が
行われた。集まった受賞者らは、熱心に資料読んだり、メモを取ったりしながら、耳を傾けた。
加藤氏によると、2020年のメンズスタイル傾向は「ナチュラルな刈り上げのなかで見せる男らしさ」。小顔効果のある
レイヤーカットで、空気感のある柔らかなスタイルだ。「ジェルやワックスを使い、男性にもヘアアレンジの楽しさを伝えたい」
と話す。
ポイントとなるのが、カラーと前髪。全頭ブリーチを行うことなく、1センチ間隔で入れ、立体感を出す。ウェットの状態で
ベースを整え、ドライカットで整えるのは、「平成に入ってからは、ミックス毛が増えて、ウェットの状態ではどうしても、
微妙なニュアンスや空気感がでないから」。流れるようなカット技術に受講者の視線が集まる。
ウルフとマッシュのベースの異なるタイプのカットモデルが登場。まったく違うニュアンスでありながら、スムースな手さばきで
立体的な造形を作り上げる様子は、彫刻にも似た造形芸術。 躍動感が自然にでる切り方が加藤氏の持ち味だ。
カット終了後、受講者たちは直接カットの仕上がりを確認。奈良県生駒市の美容室「サンク レポ」のスタイリスト、
藤本笙太さん(26)は「自分とは違う切り方で、参考になった。こういうやり方があるのかと再確認できた」と話す。
2003年の「ROOTS」オープンから、常に美容業界、メンズカットの第一線に
立ち続ける加藤氏。浮き沈みの激しいこの世界で、常にトップで居続けるのは、
並大抵の努力ではできない。その秘密のいったんは、ノート。加藤氏は、常々自分のスタイルやアイデアを
ノートに取り続けている。
それはこれまで自身の歩みでもあり、サロンワークの再確認でもある。
「自分が読める範囲の文字でいいかあら、ノートを取り続けることで、何を考えてきたかが見えてくる」
近年人気が高まっているのが、男性用化粧品。10代から20代の男性は特に関心が高く、ヘッドスパや眉毛カットとともに、
肌を美しく見せるニーズも増えてきている。セミナーでは、オプションメニューとしての提案の仕方や、
ヘッドスパ商材なども紹介。スタイルブックを作ることで、顧客男性の作りたいイメージがつかめるアイデアも披露された。
さらに異なるニュアンスをだすのに活躍するのが、ワックスやジェル、スプレーなどのスタイリング剤だ。
軽くもみ込むことでさらに立体感がでて、
キープ力を自在に変えられるスプレーやワックスを活用することで、ハードにもソフトにも仕上がった。
2人のモデルとともに、あいさつする加藤氏。ウルフベースのモデルの髪は、ホワイトアッシュをメインにクールなイメージに。
また、マッシュベースのモデルは赤系でポイントカラーをいれてワイルドさが表現された。
セミナー終了後は、受講者らと気軽に写真説明。質問にも丁寧に答える姿が印象的だった。