関西 美容ディーラー 株式会社 ヘアラボ小林

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modenica Natural Cut Styling Seminar

2019年7月22日(月)13:00~15:00





「なぜ、エザキ氏は自分自身のビジョンを具現化できるのか?」
「なぜ、周りはそれに魅了されるのか?」
ヘアメイク、講師、商品開発など多彩な活躍を続ける東京・原宿の美容室「grico」代表、エザキヨシタカ氏。
エザキ氏が考える美容師像の先にある、美容マーケットの可能性を探ります。

日時 2019年7月22日(月)
13:00~15:00
会場 タカラベルモントTB-SQUARE 3階 セミナールーム
受講料 3,000円(税込)
セミナー内容 これからの美容業界やお客様に支持される秘訣、ブランディングの考え方など、エザキ氏が実際に行い、そして成果を実感できた内容をカット&スタイリング技術を通して お話頂きます。
・将来ビジョンの描き方
・ラフなメンズスタイルを創る提案力とカット技術
・スタイリング剤を使用したメンズスタイリング力
・繊細かつハイクオリティなデザイン力
申込方法 ヘアラボ小林担当営業までお申し出ください。
下記お申込書と、会費のご入金を持って正式なお申し込みとなります。

イベントレポート 7月29日更新

東京・原宿で美容室「grico」を2009年にオープンし、業界を代表する美容師として活躍するエザキ ヨシタカ氏(34)。
ファッション誌の表紙やコレクションのヘアメイクを担当したりするだけでなく、アパレル業やイベント企画など
業界の枠を超えて活躍する。
「かかわった人たちを120%幸せにする」という理念のもと、圧倒的な感性と意志の強さにより「これからの美容師の
あるべき姿」について熱く語った。


「皆さん、起立してください!」。 講師として一段高い位置(檀上)に立つのは「実は苦手」と明かすエザキ氏が、
着席していた受講者らに呼びかけた。同じ位置に立つのは、お客様の髪にハサミを入れる者同士、一人ひとりが
「お客様にとって世界一の美容師」であると確認し、その自覚を持ってもらうためだ。エザキ氏の伸びやかな声と
姿勢により、会場の雰囲気が一瞬にして引き締まった。開発にかかわったスタイリング剤「mn(モデニカナチュラル)」の
コンセプト、「grico」の軌跡についてジョークを交えて紹介した後、本題に入る。 エザキ氏の理論は明快だ。


「選ばれる美容師になる秘訣は、選ばれない理由を考えればいい。指名されないヒトには、4つの共通点がある」4つの共通点とは?
①自分の集客力の欠如
②チームワークの欠如
③予約ブランディングの欠如
④キャラクター性の欠如―――。
「誰でもいいから、髪を切ってもらう人」から「世界一の美容師へ」。美容師として最初は同じスタートラインに立った
はずなのに数年後、とんでもなく活躍している人とそうではない人がいる。それはなぜか? ポイントは自分の枠から
出ること。「半年間、自分が死ぬほど努力してできるコトをヒトに公言する」。そのことによって自分の枠を広げ、限界を超え、
半年前にはできなかったことが実現させる原動力にするのだ。さらに、集客サイトに頼ることの危うさも指摘。
「どんなに忙しいビジネスマンや著名人でも1カ月先の予約はとれる。次回予約が取れない限り、それは幻のお客さまだ」と呼びかけた。


エザキ氏が「選ばれる美容師」であり続けるのは、「お客様を家族として人生をかけて寄り添う」から。それには、「卓越した
提案力とカット技術が、支えになる。カウンセリングでは、右側、左側の立ち位置の違い、目線の高さによるお客様の
心理状態までを細かく説明。カットセミナーでは、大学生の安田都真州(やすだ・とます)さん(20)をモデルに、ハサミの入れ方、
スタイリングしやすいトップのあり方などを話し、カットとスタイリング剤だけで動きのある柔らかな、そして余裕たっぷりの
おしゃれヘアへと変化させた。


モデニカナチュラルは「J(ジェル)」と「C(クリーム)」の2種類。「J」はジャータイプのガラス容器で、うるおいのある
質感を表現。「C」はセミドライな質感を「誰でも」「簡単に」「柔らかく、自然な」スタイルにつくることができる。
シンプルなネーミングもさることながら、製品づくりすべてにおいてエザキ流が貫かれ、ぶれることがない。


最後にエザキ氏が明かしたのが、自身の生い立ちだ。300年以上続く長崎の老舗「江崎べっ甲店」が実家だが、生まれたときから
父親はいなかった。「足りていないものがあるから、最高の父親にもなりたいし、僕が『家族』や『愛』というとすごく力がある」。
 「皆さんも、美容師を始める前に、自分がどうだったかをぜひ振り返ってください。いじめられたとか、何かで仲間外れに
されたとか、大病をしたとか…。他の人とは違う経験が、自分のパワーになる。そこを最大限に生かしてください。
自分がどんな人間だったかわかったら、オーナーが向いているのか、店長がいいのか、美容師としての将来も見えてくる。
そして、どうか『昇る太陽』として、お客様を幸せにしてください…」。


大きな拍手が沸き起こり、セミナーは終わった。 約2時間にわたる熱く濃い時間。参加したすべての理容師、美容師の方々の
心を揺さぶり、翌日からの〈生き方〉さえも変えただろう。大阪府和泉市の「hair design Life」のオーナースタイリスト、
下田真隆さん(31)は「言葉に力があり、説得力があった」。「QUONHEAL」のアシスタント、諌山佳旦さん(23)は
「スタイリストとして、どのようにやっていけばいいか具体的に描くことができた」と感想を語った。


控室でつかの間、エザキ氏に質問をぶつけた。
【Q】とても息が合っているように見えます。モデルの都真洲さんとは、長いお付き合いですか?
【A】いえ、今回が初めてです。実は7、8年前に何度か表紙のモデルをしてもらっていた女性の弟さんで。
gricoでは、偶然というか、こういうつながりができるんです。今では四世代で通っていただいている
方たちもいます。家族のようにかかわれるのが美容師の醍醐味ですね。

【Q】これからの美容業界について、いろいろと考えていらっしゃいますね?
【A】人とかかわることで業界を盛り上げていきたいですね。東日本大震災の前までは、とにかく「日本一」を作ればいい
と思っていました。でも、この先大きな地震が起きたときに、それでいいのだろうかと。地震で手や足が無くなったとき、
電気が使えなくなったとき、どうするのかと。洋服(の販売)や社員の雇用について考えるようになったのは、そのころからです。
人間としての生き方について深く考えるようになりました。

【Q】エザキさんは、よく「家族」や「愛」について語られます。どんな家庭で育ったのでしょうか?
【A】もともと、おかんしかいなくて、兄ちゃんと年子で育ち、多くの人に支えられてきました。実家は、300年以上続く
べっ甲細工の店です。(先祖の作ったべっ甲は)パリ万博(1900年)で最高賞を受賞するほど評価されましたが
時代の変化によって、売れなくなるまでの流れもみています。何かをやりながら、つづけることで、時代を見ていく感覚と
いうのでしょうか。また、江戸時代から海外の窓口だった長崎で育ったせいか、外国人に対しても構えるところがない。
国境や人種の違いをあまり意識しないです。

【Q】美容業界に入るきっかけは何ですか?
【A】おかんに迷惑かけないよう、長崎で1、2番の進学校に入りました。ただ、長崎では国公立か、早慶にしか
行ってはいけないという空気があります。私立に行くという発想がなくて、しかも大学は遊ぶイメージ。兄は首席で卒業し
進学しましたが、自分は早く社会に出たかった。美容師の専門学校に見学に行ったら、すごく楽しくて…。
周囲の親戚からは「美容師は長く続けられないから」と反対されましたが、学校に土下座してバイトを認めてもらい、
専門学校に行くための学費をねん出しました。おかんにも早く楽をしてもらえるよう21歳から仕送りをしていました。
日本一になるつもりですから、当時一番有名な店に入って、すごく生意気でしたね。gricoを始めて10年。
現在は7テナントに増えました。引き立ててくれる人、応援してくれる方、感謝しかありません。

【Q】多忙を極める中で、家族の時間もしっかりと取っていて、すごいですね。
【A】娘が2人います。娘が通う幼稚園の中で、一番かっこいいお父さんは自分だと思っています。行事に参加したり、
迎えに行ったり…その分、自分の体を犠牲にしているような部分はありますが(笑)。これまでの美容師は、お客様の時間に
合わせすぎた面もあります。接客と技術の極みを提供しているのだから、お客さまの次回の予約をしっかりとることで時間を作る。
そのような価値基準に変えていければいいなと思っています。

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